七五三は時期外れに行なっても良い!時期を外すメリットや注意点を解説
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3歳、5歳、7歳のお子様の成長を祝うための伝統行事である七五三は、一般的に11月に行われていますが、時期を外すことでさまざまなメリットがあります。時期を外すことで混雑を避け、ゆっくりと撮影やお参りを楽しむことができたり、費用を抑えられる場合もあります。しかし、時期によってはお参り用の着物がレンタルできなかったり、体調や天候の心配があり注意が必要です。この記事では七五三を時期外れに行うメリットや注意点について詳しく解説していきます。
七五三の正式な時期はいつ?
七五三のお祝いはいつ行えば良いのか、正式な時期を知らない方も少なくないのではないでしょうか。伝統的な七五三の時期やその理由についてと、現在一般的に行われているお祝いの時期について解説します。
●七五三の日は11月15日
七五三の日は伝統的に11月15日とされています。11月15日にお祝いする理由は諸説あり、一つ目は、元々お祝いされていた旧暦の11月15日が、二十七宿という吉凶の考え方の中で最もお日柄のよい鬼宿日だったためです。二つ目は、江戸時代に徳川綱吉の子供である徳川徳松の健康祈願が11月15日に行われたことから、11月15日にこどもたちの成長を祝い無病息災を願う日となったという説があります。
●10月から11月が七五三シーズン
現在も七五三のお祝いを11月15日に行うご家庭が多いですが、11月15日が平日であったり、家族の予定が合わずお参りにいけないという場合もあり、10月から11月中に七五三の参拝を行うケースが増えています。特に10月11月の土日や、縁起の良い大安の日は多くの参拝客で神社が賑わいます。
時期外れに七五三を行うメリット
11月15日前後の七五三シーズンは、神社だけでなくフォトスタジオや着物レンタルの予約も混み合います。そのため時期を外して七五三を行うことで、ゆっくりとお参りや撮影ができたり、豊富な種類の中から着物を選ぶことができるなどのメリットがあります。また、時期を外すと撮影やレンタルの費用が抑えられる場合もあります。時期を外すメリットやご家庭の都合などを考慮して、ご家庭それぞれにあった時期に七五三のお祝いをするのも良いでしょう。
●ご祈祷や撮影の予約が取りやすい
10月から11月の土日や人気の時間帯は早くから予約が埋まってしまい、なかなか希望の日時に着付けや撮影、ご祈祷の予約を取ることができません。時期を外すことで希望の日時の予約を取りやすくなります。
●混雑を避けて撮影やお参りができる
時期を外して七五三を行う一番のメリットは、神社や撮影スタジオの混雑を避けることができる点です。11月15日前後は多くの家庭が七五三のお参りや記念撮影のために神社やスタジオを訪れるため、非常に混雑します。待ち時間が長くなったり落ち着かない雰囲気の中で長時間過ごすことで、お子さまの負担になってしまうこともあります。時期をずらすことで、待ち時間の短縮やゆったりした環境でお参りや撮影ができるでしょう。
●費用を抑えられる場合がある
通常、七五三シーズンである秋には、フォトスタジオや着物レンタルの需要が高まるため、料金が上がる傾向があります。七五三シーズン以外の時期は、様々なキャンペーンや特典などを実施している場合も多く、お得に撮影やレンタルを行うことができます。
●レンタルできる衣装の種類が豊富
せっかくの七五三のお祝いには、主役のお子さまもご家族も気に入った衣装でお参りや撮影をしたいですよね。予約が混み合う七五三シーズンは、衣装の予約も早々に埋まってしまうことがあります。人気の衣装から予約が埋まってしまうので、選択肢が少なくなってしまったり、気に入った衣装をレンタルできないという可能性があります。時期をずらすことでバリエーション豊富な衣装の中からお気に入りを選ぶことができます。また、春は新作衣装が入荷する場合も多いのでおすすめの時期です。
時期外れの七五三におすすめの時期
時期外れに七五三のお祝いする場合、時期によってメリットが異なります。お得に済ませたい場合は春、前撮りを行う場合は日焼けをする夏前、12月以降に後撮りを行う選択肢もあります。また、妊娠・出産や、きょうだい合わせて七五三を行いたいなどご家庭の都合に合わせてスケジュールを決めるのも良いでしょう。それぞれの時期のメリットについて解説します。
●お得に済ませるなら4月から8月
七五三をとにかくお得に済ませたいという方は、前撮りや衣装レンタルの予約が増え始める秋より前、4月から8月頃がおすすめです。撮影やレンタルの予約が取りやすいだけでなく、さまざまなキャンペーンや特典を実施している場合があります。特に時期が早い程お得になるケースが多いため、早めに計画を立てることをお勧めします。
●前撮りをするなら日焼け前の6月までがおすすめ
前撮りを検討している場合、日焼けをする前の6月頃までがおすすめです。日焼けした肌も子供らしさがあり素敵ですが、日焼けをしていない肌の方が着物や袴などの和装に合うでしょう。また、日焼けによる炎症などの皮膚トラブルも心配もなく安心です。
●秋にこだわるなら9月から10月にかけて
やっぱり七五三といえば秋!という場合は9月から10月の初旬頃までがおすすめです。11月頃の非常に混雑する時期を避けながらも、秋の七五三を楽しむことができるでしょう。
●後撮りするなら12月から2月
後撮りをする場合、12月から2月がおすすめです。混雑が落ち着くので、ゆっくりお参りや撮影をすることができ、お得な割引が始まるタイミングでもあります。
●家族の予定に合わせた時期に
七五三の撮影やお参りは家族全員のスケジュールが合う時期に計画することがおすすめです。連休や子供の長期休暇を利用して計画すると親族も集まりやすくなりますね。また、妊娠出産のタイミングや、ご家族の体調などを考慮するなど、家族みんなに負担のない時期を第一に計画することが大切です。
時期外れに七五三を行う際の注意点
時期外れに七五三を行う場合、時期によっては神社でご祈祷を受け付けていなかったり、お参り衣装のレンタルを行っていないケースもあり注意が必要です。日程が決まり次第、早めに確認や予約を進めましょう。また、厳しい暑さや寒さ、梅雨時期などお参りを避けた方がよい時期もあります。時期外れに七五三を行う際の注意点について解説しますので、予定を立てる際の参考にしてくださいね。
●神社でのご祈祷ができるか確認しよう
時期外れに神社での七五三のご祈祷を考えている場合、事前に神社に確認する必要があります。神社によっては七五三シーズンにしか七五三のご祈祷をしていない場合や、受付を制限している場合があるため注意が必要です。また、ご祈祷は年間を通して行っているけれど、時期外れには千歳飴などの七五三の授与品の用意がない場合もあります。
●お参り着物のレンタルができない場合も
時期外れに神社にお参りを考えている場合、お参り時の着物のレンタルについても注意が必要です。七五三シーズン以外の期間に着物レンタルを行っていない場合や、着物の選択肢が少ないケースもあるため、事前に希望の衣装をレンタルできるか確認しておきましょう。
●体調を崩しやすい時期や、天候にも注意して
時期外れでの七五三を考える際には、子どもの体調管理や天候の変化に特に注意が必要です。12月から2月頃は風邪やさまざまな感染症などで体調を崩しやすい時期でもあります。冬場は寒さも厳しく、積雪の多い地域では雪の影響で車や公共交通機関が使えなくなってしまう可能性も考えられるでしょう。夏場の6月から8月は高温多湿で、熱中症の危険性も増すため、屋外での撮影やお参りを計画している場合は注意が必要です。梅雨時期は七五三を行う日の天候を事前に注意深く確認しておく必要があります。七五三のお祝いがお子さまの負担とならないよう、体調への配慮や天候の変化に注意しながらお参りの計画を立てましょう。
一年を通して七五三撮影ができるらかんスタジオ
らかんスタジオでは1年を通して七五三撮影を行っているため、ご都合に合わせていつでも撮影が可能です。時期によって嬉しい特典やお得なキャンペーン等を実施しています。スタジオ内はご家族と撮影スタッフのみ。1組ずつ貸切の個室スタジオだから、家族みんなで楽しくリラックスして撮影ができます。広々としたスタジオは、ご家族や祖父母様、ペットと一緒の家族写真の撮影も可能。ご家族さま用の着物のレンタルやお支度もお任せください。
まとめ
七五三は必ずしも伝統的な時期に行わなければならないわけではありません。近年は、さまざまな理由で時期をずらして七五三を行う家族が増えています。時期を外すことにより、混雑を避ける、費用を抑える、豊富な選択肢から衣装を選ぶことができるといった多くのメリットがあります。七五三の記念撮影においても、七五三シーズンを避けることでフォトスタジオや神社が比較的空いているため、ゆっくりとした時間を過ごしながらの撮影が可能です。
しかし、希望の時期に神社でのご祈祷が可能か、お参り用の衣装レンタルはできるか事前に確認しなければいけないといった注意点もあります。また、時期によって天候や体調などお子さまの負担となる場合があるため配慮が大切です。注意するべき点もありますが、七五三は伝統的な時期にこだわらず、ご家族の都合に合わせて柔軟に行うことができます。家族にとって最も良い形で七五三のお祝いができるようにお参りや撮影の準備を行うことが大切です。
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