7歳の七五三で日本髪をするには?種類・必要な長さ・選び方を解説

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7歳の七五三は、女の子が初めて「本格的な和の美しさ」を身にまとう、一生に一度の特別な節目です。その装いをより凛々しく、より華やかに仕上げるのが「日本髪」。江戸時代から受け継がれる伝統的な結い上げから、現代の子どもに合わせた「新日本髪」まで、スタイルの選択肢は年々広がっています。しかし、髪の長さや髪質の条件、美容室の選び方、当日の崩れ対策など、初めて挑戦するご家庭には疑問が多いのも事実。この記事では、日本髪と新日本髪の違いや人気スタイルの種類から、当日に向けた準備・注意点まで、七五三の日本髪に関するすべてをわかりやすく解説します。


七五三の髪型を徹底比較!伝統的な「日本髪」と「新日本髪」の違い


●七五三を彩る本格的な日本髪の特徴

七五三という日本の伝統行事において、着物の美しさを最高に引き立てるのが「日本髪」です。
伝統的な日本髪の最大の特徴は、専用の「びんつけ油」と「元結(もとゆい)」という紐を使って、髪を前髪、鬢(びん:両サイド)、髱(たぼ:襟足)、髷(まげ:頭頂部)の4つのブロックに分けて結い上げる点にあります。一切の乱れがない艶やかな表面と、立体的で芸術的なシルエットは、江戸時代から受け継がれる職人技の結晶です。本格的な日本髪の施術は、着付け技能士や結髪師と呼ばれる専門的な技術を持つ職人が担います。和装特有の格式高さと重厚感を演出でき、特別な記念写真には最適な選択と言えます。


●近年人気が高まる新日本髪の特徴

近年、七五三の髪型として主流になっているのが、伝統的なシルエットを現代の技術で再現した「新日本髪」です。
新日本髪の一番の特徴は、びんつけ油を使わず、普段のヘアセットと同じようにワックスやヘアスプレー、すき毛(ボリュームを出すための詰め物)を使って結い上げる点です。後からシャンプーで簡単に洗い流せるため、お子様の負担が大幅に軽減されます。また、前髪を自然に下ろしたり、サイドに少し柔らかさを出したりと、現代の子供の顔立ちに合わせた自由なアレンジが可能なのも魅力です。


●日本髪と新日本髪、それぞれのメリットとデメリット

本格的な日本髪のメリットは、圧倒的な格式と美しさ、そして「本物を体験した」という一生の思い出になることです。デメリットは、施術できる結髪師が少なく、セット料金の目安は15,000〜30,000円前後と高額になりやすい点、また解く際に専用の油落としが必要で手間がかかる点です。
一方、新日本髪のメリットは、多くの美容室やフォトスタジオで対応可能であり、比較的短時間でセットでき、シャンプーで簡単に落とせる手軽さです。デメリットとしては、びんつけ油を使ったような独特の艶感やカッチリとした重厚感では、本格的な日本髪に一歩譲る点が挙げられます。


●日本髪・新日本髪、どちらが向いている?選ばれるシーンの違い

どちらを選ぶかは、七五三を「どう祝いたいか」によって変わります。
おばあさまの代から受け継いだアンティークの着物を着る場合や、由緒ある神社でのご祈祷、格式高い写真館での撮影をメインにする場合は、本格的な「日本髪」がその空間に見事に調和します。
一方、人気のフォトスタジオなどでドレスへのお色直しを予定している場合や、お参り後に家族でカジュアルな食事会を開く場合は、短時間でセットでき、洋装へのチェンジも簡単な「新日本髪」が圧倒的に向いています。


7歳の七五三で日本髪の髪型を選ぶ際のポイント


●日本髪を結うのに必要な7歳の髪の長さとボリューム

7歳の七五三で日本髪(または新日本髪)を結うためには、「肩甲骨あたりまでの長さ」が理想的です。特に重要なのが前髪とサイドの長さで、鼻の下〜顎くらいまで長さがあると、美しい丸みを作ることができます(前髪を下ろすアレンジなら短くても可)。
また、きれいな髷(まげ)を作るにはある程度の毛量も必要です。ただし、長さや毛量が少し足りない場合でも、プロの美容師であれば「すき毛」と呼ばれる付け毛を中に入れてボリュームを補うことができるため、事前に相談してみましょう。


●髪質や毛量に合わせたスタイリングの工夫

お子様の髪質に合わせて、スタイリングの微調整が必要です。
髪が細くて柔らかいお子様の場合、トップの髷が崩れやすいため、新日本髪でスプレーをしっかり使って固定するか、付け毛を活用してベースを安定させます。逆に、毛量が多くて太い髪質のお子様は、日本髪特有の美しい面(ツヤ)が出やすいため、その重厚感を活かしたかっちりとしたスタイリングが非常によく似合います。


●日本髪の髪型をより華やかに!かんざしや髪飾りの選び方

日本髪の完成度を左右するのが、特有の髪飾りです。
基本となるのは、鬢(びん)や髷(まげ)の根元に巻き付ける飾り紐「ちんころ」、髷に掛ける「かのこ(鹿の子絞りの布)」、そして髷に横挿しする「勝山かんざし」やぶら下がり飾りのある「ぶらかんざし」の組み合わせです。これらを着物の柄に含まれている色とリンクさせることで、全身のコーディネートに美しい統一感が生まれます。最近では、伝統的なかんざしに生花や洋風のリボンを少しミックスするモダンなスタイリングも人気を集めています。


●7歳の子どもへの負担を減らし、ご機嫌を保つコツ

日本髪は、頭を引っ張られる感覚があったり、完成した髪型が普段より重く感じたりするため、7歳のお子様でも途中で疲れてしまうことがあります。
負担を減らすコツは、「事前に動画などを見せて、どんな髪型になるのか心の準備をさせておくこと」と、「前開きの服を着せて美容室に行き、着替えの際の引っかかりを防ぐこと」です。また、セット中は「お姫様みたいに可愛くなってきたね!」とたくさん褒めて気分を盛り上げることも、ご機嫌を保つ重要なポイントです。


7歳の七五三におすすめ!人気の日本髪の種類とスタイリング例


●7歳の七五三髪型の大定番「桃割れ(ももわれ)」スタイル

7歳の七五三における日本髪の代表格が「桃割れ(ももわれ)」です。
頭頂部の髷(まげ)を真ん中で二つに割り、その間に赤い「かのこ(鹿の子絞りの布)」をのぞかせたスタイルで、割れた髷が桃の果実のように見えることからその名が付きました。江戸時代から少女の象徴とされてきた髪型であり、初々しさと可憐さを最大限に引き出してくれる、七五三に最もふさわしい大定番のスタイルです。


●お姫様気分になれるレトロで可愛い「あんみつ姫」スタイル

桃割れと並んで人気が高いのが、「あんみつ姫」を彷彿とさせるスタイルです。
後頭部の髱(たぼ)の部分を少し長めに垂らしたり、サイドの髪を耳にかかるようにふんわりと丸く下ろしたりするのが特徴です。前髪はぱっつん(フルバング)にして個性を出すことも多く、レトロで愛らしいお姫様のようなシルエットになります。アンティーク着物や大正ロマン風のコーディネートに合わせたい方に特におすすめです。


●日本髪をベースにしたその他人気の七五三ヘア

伝統的な形に少し遊び心を加えたアレンジも人気です。
例えば、日本髪の美しい丸み(面)を残しつつ、髷の部分を現代風のシニヨンや編み込みのアップスタイルに変化させた和洋折衷スタイルです。これなら、本格的な日本髪ほどの髪の長さがなくても挑戦しやすく、ドレスへのお色直しの際もスムーズに洋風ヘアへチェンジできるというメリットがあります。


●伝統スタイルの日本髪 vs 現代風アレンジ、雰囲気の違いを比較

伝統的な「桃割れ」などの日本髪は、見る人に「きちんとしている」「格式高い」という印象を与え、祖父母世代からも非常に喜ばれます。古典柄の着物との相性は抜群です。
一方、前髪を下ろしたりサイドに編み込みを入れたりする「現代風アレンジ(新日本髪)」は、「今どきのおしゃれさ」「柔らかさ」を演出できます。パステルカラーの着物や、モダンな柄の着物によく似合い、お子様自身の「こんな髪型にしたい」というリクエストにも柔軟に応えられるのが特徴です。


日本髪の髪型で七五三を迎える!当日に向けた準備と注意点


●美しい日本髪を作るための事前のヘアケア方法

日本髪の美しさは「髪のツヤ(面)」で決まります。
七五三の数ヶ月前から、毛先のパサつきを防ぐために毎日のトリートメントを心がけましょう。また、当日の朝は、美容師さんがセットしやすいよう「髪を完全に乾いた状態」にしておくことが鉄則です。寝癖直しウォーターやヘアオイルなどはスタイリングの邪魔になることがあるため、当日の朝は何もつけずに美容室(またはスタジオ)へ向かうようにしてください。


●七五三の日本髪はお任せ!信頼できる美容院・スタイリストの選び方

日本髪や新日本髪は、どこの美容室でも結えるわけではありません。
予約をする前に、必ず「7歳の七五三で、日本髪(または新日本髪)のセットは可能か」を直接確認しましょう。ホームページやSNSで、そのお店が過去にセットした日本髪の写真をチェックし、仕上がりの美しさを確認しておくことも重要です。大手のフォトスタジオであれば、新日本髪のセットに慣れたスタッフが常駐していることが多いため、着付けと一緒に依頼するとスムーズです。


●7歳の体力に合わせた無理のないスケジュール調整

日本髪のセットには、通常のアップスタイルよりも時間がかかります(約40〜60分)。さらに着付けと合わせると、準備だけで長時間を要します。
朝早くからセットをして、そのまま写真撮影、神社へお参り、食事会…と予定を詰め込むと、重い髪型と着物の窮屈さで、お子様が夕方まで体力を維持できません。可能であれば「写真撮影は別の日にする(前撮り)」など、1日の負担を分散させるスケジュール調整を行うのが、笑顔で七五三を乗り切るコツです。


●お参りや写真撮影中に日本髪が崩れないための対策

神社でのご祈祷や車での移動中、せっかくの日本髪が崩れてしまっては台無しです。
最大の対策は「絶対に頭を車のシートや壁にもたれかけさせないこと」です。移動中の車内では、お子様がうっかり寄りかからないよう声かけをするか、背中とシートの間にクッションを挟んで頭が浮くように工夫しましょう。また、風が強い日は表面の毛が乱れやすいため、セットの仕上げに美容師さんにハードスプレーでしっかり固定してもらうようにお願いしておくと安心です。


七五三当日の日本髪を引き立てる!7歳のトータルコーディネート


●着物の色柄と日本髪のバランスを考慮した髪型選び

日本髪を最高に美しく見せるためには、着物とのトータルバランスが欠かせません。
赤や黒を基調とした古典柄の振袖には、きっちりと結い上げた正統派の桃割れスタイルが最も映えます。一方、水色やピンクといった淡い色合いの着物や、レースがあしらわれたようなモダンな着物には、前髪をふんわり下ろした少し崩した新日本髪がマッチします。着物の持つ雰囲気に合わせて、髪型の「カッチリ度合い」を調整しましょう。


●日本髪の髪飾りと和装小物の統一感でより美しく

七五三のコーディネートを格上げする秘訣は、小物の「色合わせ」です。
日本髪に挿すかんざしやちんころの色を、着物の帯締め(おびじめ)や帯揚げ(おびあげ)、あるいはしごき(帯の下に巻く布)の色とリンクさせると、全体にまとまりが出て非常に洗練された印象になります。7歳は「四つ身」と呼ばれる大人と同じ仕立ての着物を着るため、小物使いで大人のような上品さを演出することができます。


●日本髪の髪型で特別な記念日に!七五三を素敵に仕上げるポイント

7歳の七五三は、女の子にとって「自分が綺麗におめかしをした」という記憶がはっきりと残る大切な節目です。
日本髪は、長い髪を育て、じっと座ってセットに耐えられるようになった7歳だからこそ美しくキマる、成長の証とも言える髪型です。少し手間はかかりますが、お子様の希望に寄り添い、プロの力を上手に借りながら、ご家族皆様にとって一生の宝物となるような、華やかで思い出深い一日を作り上げてください。


伝統もトレンドも美しく!らかんスタジオが叶える特別な七五三

7歳の七五三は、少し大人びた「日本髪アレンジ」に挑戦できる特別な節目です。鏡を見て嬉しそうにはにかむお子様の表情は、ご家族にとっても一生の宝物になります。らかんスタジオでは、お子様の髪質や長さに合わせた日本髪ヘアセットはもちろん、着物に合わせて髪飾りや小物のコーディネートまでトータルでご提案いたします。ヘアセットからお着付け、撮影までスムーズに行えるため、慣れない和装でもお子様に負担をかけず笑顔の瞬間を逃しません。特別な七五三のお祝いは、ぜひらかんスタジオでお楽しみください。

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