男の子の初節句。記念写真のポイント
男の子の健やかな成長を願う「初節句」。特別な日の衣装や、撮影に取り入れたい小物などについて、初節句らしくなる記念写真のポイントをご紹介いたします。
初節句の記念撮影は何を着れば良い?
初節句の記念撮影には、陣羽織や着物といった伝統的なスタイルが人気です。
とくに、陣羽織は男の子の初節句における定番衣装。昔、武士が戦の際に羽織っていたもので、武士のように強く育ちますようにとの願いを込めて着せるようなったと言われています。羽織るだけなので、普段着の上から着せるだけでも特別感が出せる便利なアイテムです。
着物は初節句のような伝統行事にピッタリの衣装ですね。被布とセットになった着物や羽織袴セット、そして烏帽子などの小物も販売されています。また、お宮参りの祝い着を活用するのもおすすめの方法です。
最近は、赤ちゃんが動きやすくお手入れが簡単な袴風ロンパースやタキシード風のロンパースで撮影するケースも増えています。
また、力持ちで心優しい金太郎を真似た腹かけコスチュームも可愛らしくて大人気。はちまきやおもちゃの鉞がセットになった商品もありますが、ママの手作り腹かけもステキですよ。
兜や、かわいい小物と一緒に撮影しよう!
衣装だけでも特別感がありますが、端午の節句に欠かせない小物と一緒に撮影して、さらに初節句らしさを演出しましょう。
端午の節句と言えば、鎧兜や五月人形が定番アイテムですね。鎧兜は、「身を守る」という意味合いから飾られるようになったと伝えられています。そして五月人形にも意味があり、そのモデルである金太郎は「優しい気持ちの健やかな人として成長してほしい」、桃太郎は「仲間を従えた人望のある人に育ってほしい」という願いが込められているそうです。
こいのぼりや菖蒲の花、ちまきや柏餅なども、それぞれ意味があり、雰囲気に合わせて取り入れたいアイテムです。
家族写真も忘れずに
初節句は一生に一度しかない特別な記念日ですので、家族写真を撮っておくのもおすすめです。よい機会なので、全員で着物に挑戦するのもいいですね。
お子さまが大きくなるにつれて、家族で写真を撮る機会も少なくなるものです。ぜひ、毎年端午の節句には家族全員で記念写真を撮って、家族の大切な思い出を増やしてくださいね。