1歳のお誕生日までのお祝い事
2019.4.2 本記事は公開日時点の内容に基づきます
赤ちゃんの誕生とともに始まるさまざまな記念行事。
生まれてから1歳のお誕生日まで、赤ちゃんの成長を祝う伝統行事やイベントをご紹介いたします。
お七夜
「お七夜」とは、健やかな成長を願い、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行われる、赤ちゃんの名前を親族や地域の人々にお披露目する古くからある伝統行事です。
一般的には赤ちゃんの名前を書いた「命名書」を飾り、お祝い料理を用意して親族と一緒に祝いますが、最近は祖父母を招待し家族だけでシンプルに祝うケースも増えています。
また「お七夜」の記念として、赤ちゃんの手形や足型を残すほか、最近ではスタジオでの記念撮影「ニューボーンフォト」も人気です。
「ニューボーンフォト」は生後3週間ぐらいまでの赤ちゃんの写真で、新生児ならではの神秘的な美しさとかわいらしさが魅力的です。
お宮参り・百日祝い
「お宮参り」は赤ちゃんが生まれ、その土地の一員となったことを氏神様に報告し、赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統行事です。
男の子は生後31日目、女の子は32日目を目安に、赤ちゃんとママの体調や天候を配慮して、通常100日以内に行われます。
「百日祝い=お食い初め」は、「一生食べ物に困らないように」という願いが込められた伝統儀式です。
一般的には生後100日目頃に行われ、赤ちゃん用の食器にお祝い料理を用意し、食べさせるマネをします。
また地域によっては「丈夫な歯が生えるように」という願いから、お膳に石を用意し口に触れさせて祝います。
初節句
赤ちゃんが初めて迎える節句が「初節句」、女の子は3月3日の「桃の節句」、男の子は5月5日の「端午の節句」に健やかな成長を願って祝います。
生後1〜3カ月程度の赤ちゃんは、赤ちゃんやママの体力や状態も考慮して、翌年に実施することも少なくありません。
「桃の節句」には雛人形を、「端午の節句」には兜や五月人形、鯉のぼりを飾るのが一般的で、とくに初節句の場合は祖父母や親族を招待し、お祝い料理を振る舞うことが多いようです。
ハーフバースデー・1歳のお誕生日
海外ではポピュラーな「ハーフバースデー」。
もともとアメリカやイギリスで行われていた習慣ですが、内容・意味合いが少し異なるものの、日本でも生後6カ月の赤ちゃんをお祝いするイベントとして広まっています。
離乳食ケーキや寝相アートなど、ユニークでアイデアに溢れた祝い方が人気です。
この時期の赤ちゃんは毎日毎日成長の変化が感じられる時期です。
そんな大切な一瞬をハーフバースデーのお祝いと共に形に残してみるのもいいですね。
赤ちゃんの成長を振り返るいい機会にもなります。
そして、ステキな1年間の思い出と一緒に迎える「1歳のお誕生日」。
そんな特別な日に行われる伝統行事には、「一升餅」や「選び取り」があります。
「一升餅」とは、一升(約1.5kg)のお米で作ったお餅のことで、お餅を背負わせたり、踏ませたりする風習が各地に残っています。
一升と一生をかけ「一生食べ物に困らないように」「健やかな一生を過ごせますように」といった願いが込められています。
「選び取り」は、いくつかのアイテムを用意し赤ちゃんが手に取ったもので、赤ちゃんの将来や職業を占うというユニークなお祝い行事です。
赤ちゃんの将来を想像しながらアイテムを用意するのも楽しいですね。
生まれてから1年間の成長は本当にあっという間です。
お子さまの成長のお祝いにはしっかり記念撮影をして、赤ちゃんの成長と家族の歴史を残しておくのがおすすめですよ♪
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