袴には草履?ブーツ?
2018.12.4 本記事は公開日時点の内容に基づきます
「オシャレは足元から」こんなフレーズを聞いたことはありませんか?それは袴の時も同じです。草履やブーツでステキなコーディネートを楽しむために知っておきたい、草履とブーツの違いをご紹介します。
和装の基本「草履」のコーディネート
袴と草履の組み合わせは、どんな着物とも相性が良い定番のコーディネート。伝統的で上品なイメージに仕上がります。
一方、鼻緒に指を通すだけの履きやすい草履は、慣れていない人によっては歩き辛く、足や指の間が痛くなることがあります。
雨や雪などが降ると足袋が濡れてしまうこともあり足元が冷えやすいので、式当日に草履を履く場合は気をつけましょう。
レトロで可愛い「ブーツ」のコーディネート
レトロ&ハイカラさんスタイルのブーツは、粋な着こなしでハイセンスなイメージです。胸下からはじまる袴とブーツの縦のラインが、長身ですらっとした印象に仕上げます。
袴に合わせるブーツはレースアップが王道ですが、デザインやヒールの高さなど、これといった決まりはありません。したがって洋服に合わるブーツで袴にも似合うものがあれば利用できます。
ブーツは雨や雪の日でも歩きやすく、寒さ対策にも向いています。
撮影は草履、式当日はブーツなど、コーディネートを変えるのもOK
コーディネートのイメージは違うものの、草履・ブーツはどちらも袴を魅力的に演出します。
草履もブーツどちらにするか迷ってしまう時は、前撮りと式当日のコーディネートを変えてみましょう。これならイメージの異なる袴美人が2通り体験できます。さらに式当日も、天候や気温を考え、自分に合った履物をお選びください。