卒業式までの準備スケジュール
学生生活があとわずかになると、卒業式のことが気になってくる人は多いでしょう。どんな衣装を着て出席しようか、記念写真はどうしようかなど、自由度が高いほど自分で決めることも多くなるため、色々と迷ってしまうかもしれません。
十分に準備ができていれば、より思い出深く素敵な卒業式を迎えることができるはず。スムーズに準備を進めるためのポイントを紹介します!
卒業式当日までの流れ
一般的に、卒業式は3月に行われます。多くの学校の卒業式が近い日程に集中するため、直前に準備を始めると、衣装や美容室、写真スタジオなどは既に空きがなくなってしまっている可能性もあります。
特に条件が良く人気のあるところは、早い時点で予約が埋まってしまいます。安心して卒業式当日を迎えられるように、逆算して余裕を持ったスケジュールで準備を進めていきましょう。気になったところには早めに問い合わせをしておくと、予約開始時期や早割特典などの情報を得ることもできます。
卒業論文の提出や新生活の準備などで慌ただしくなる前に、最終学年に進級した頃には卒業式のことを考え始めてもいいでしょう。
衣装を決める
大学などでは、卒業式の服装は基本的に自由であることが多いです。その場合、袴や振袖といった和装、ワンピースやドレス、フォーマルなスーツなど、個々に好きな衣装を選んで出席することになります。
中でも袴は、卒業式の定番としていつの時代も女子学生に人気。普段はなかなか着る機会も少ない袴は、卒業生らしさいっぱいで、節目の記念になります。
そのため、卒業式当日に袴をレンタルしたい人は多く、シーズンが近づくと人気の衣装は既に予約が入っていることも。学業が少し落ち着く夏休みごろには、好きな袴を選んで予約をする人も増えるので、それより早めの5~6月ごろには衣装の下見に行っておくと安心です。卒業式はまだ先ですが、他の人より少しでも早く行動しておくことで、自分の好きな色や柄の衣装を予約しやすくなるでしょう。
また、足元を草履にするかブーツにするかで大きく印象が変わります。袴だけでなく、足元までワンセットでイメージして選ぶようにしましょう。
着付け・ヘアメイクの予約
着付けやヘアメイクの予約をする際には、卒業式の日程、開始時間、会場までのアクセスを確認し、スムーズに移動できるように段取りを組んでおくと安心です。
天候が悪い場合や交通機関が混雑する可能性も踏まえて、どのようなルートで移動するかをシミュレーションしておけば、当日に慌てることが少なくなります。
また、和装の小物などを事前に美容院などに預けておくことは可能かどうかも、あわせて確認しておきましょう。前日までに一度足を運ぶ必要はありますが、大切な当日に多くの荷物を持って移動しなくて済みますし、万が一忘れ物があったとしても対応しやすくなります。
記念撮影は前撮りがおすすめ
卒業式当日は式典への出席だけでなく、恩師への挨拶や友達との集まり、謝恩会などで忙しくなることが予想されます。そのため、記念撮影は前撮りがおすすめ。
前後のスケジュールに振り回されることなく、ゆっくりと撮影に集中することができます。お気に入りの衣装を着て色々なポーズで撮ったり、ご家族に参加してもらったりと、時間に余裕があることで満足のいく写真を撮ることが可能になるでしょう。
また、初めて袴を着る人にとっては、前撮りをしておくことで卒業式当日の予行練習にもなるというメリットがあります。
写真スタジオが繁忙期になる七五三や成人式シーズンを避けて日程を組むと予約が取りやすいでしょう。
前日までの準備
卒業式当日のスケジュールをよく確認し、持ち物リストを作成しておくと安心です。
衣装や髪飾りだけでなく、和装用のバッグに収まるサイズの財布に入れ替えておいたり、慣れない履物で足を痛めた時のために絆創膏を用意したりと、必要になりそうなものをリストアップしておきましょう。
3月はまだ寒い日も多いので、防寒対策や雨天対策も忘れずにしておきたいですね。カイロや防寒肌着、折りたたみ傘など、必要に応じて事前にそろえておくとよいでしょう。
カメラの充電やメモリー残量も当日に十分あるかどうか確認するのも忘れずに。
準備が整ったら、前日は早めに就寝!しっかり睡眠をとっておけば、当日は肌や髪のコンディションも良くなりますし、余裕を持って大切な一日を過ごすことができるはずです。
卒業式当日を思い出に残る最高の日にするためにも、早めに準備を始め、事前にできることは段取りよく進めておきましょう!