卒業式当日のポイント

卒業式当日のポイント

門出を祝う卒業式。お世話になった方々や学び舎に別れを告げ、新たな道へと向かう節目の記念日ですね。卒業式当日を思い出に残る素敵な日にするために、おさえておきたいポイントについてまとめました!

事前の準備をしっかりしておこう

卒業式当日のポイント

特別な日を迎えるにあたって大切なのは、事前の準備。

袴のレンタルや美容室の予約はとにかく早めが肝心。足元はブーツにするか草履にするかを決め、ヘアスタイルのイメージに合わせて髪の長さも調整しておきましょう。

整えておきたい美容面は、一朝一夕にはいかないもの。自分に合ったお手入れ方法を見つけ、ベストな状態で当日を迎えられるようコツコツと継続することが大切です。

前日は、移動手段や天気予報、持ち物などをチェックし、当日の動きを確認して早めに就寝しましょう。

1日のスケジュール

卒業式当日のポイント

卒業式当日は、式典への出席だけでなく、その後にさまざまなイベントが予定されていることも。また、袴をはく人にとっては、着付けや移動の時間もプラスされるため、忙しい1日となることが予想されます。大切な卒業式の日を慌てずに安心して過ごせるよう、1日の大まかな流れを想像しておきましょう。よくあるパターンの、スケジュールの一例を紹介します。

【起床】
卒業式の開始時間、美容室の予約時間などから逆算して、起床する時間を決めます。普段よりかなり早く起きなくてはいけないケースもありますが、良いコンディションで当日を過ごすためにも、十分な睡眠時間が確保できるように準備しておきましょう。

【ヘアメイク、着付け】
予約時間の10分程度前に到着しておきましょう。袴などの衣装や着付けに必要な道具の一式を、前日までに預けておくことができる美容室もあります。

着付け、ヘアセット合わせて1時間ほどで完了することが多いです。当日になってヘアスタイルを迷っていると時間がなくなってしまうので、自分の希望するスタイルをあらかじめ決めておき、画像や写真があれば美容師さんに見せて伝えられるとスムーズです。

着てきた洋服は預かっておいてもらえるのか、持って出ないといけないのかも確認しておく必要があります。美容室選びの際には、会場への移動のしやすさも重視しましょう。

【会場へ移動】
各交通手段を使って卒業式の会場へ移動。悪天候の場合もふまえて、どのような手段、ルートで到着できるかをシミュレーションしておくと安心です。卒業式当日は多くの学生が集まるため、公共交通機関、タクシーともに混み合うことが予想されるので、早めの行動を心がけましょう。

【卒業式】
式典は1時間〜2時間ほどかかることがあります。学生の数が多い大学などは、午前か午後のどちらかに出席する二部制になっている学校もあります。式典では、学長式辞や送辞、答辞、校歌の斉唱などがあります。

【各学部へ】
規模の大きな大学は、卒業式典の後に各学部に分かれて卒業証書の授与などを行うことがあります。さらに、各学科やゼミなどのメンバーで集まる場合も。親しい仲間やお世話になった恩師に挨拶したり、後輩が花束を持ってお祝いに来てくれたりすることもあります。親しい人たちとたくさん写真を撮影し、素敵な思い出を残しましょう。

【着替え】
一連のイベントが無事終了してキャンパスを出たら、式典で着ていた振袖などの衣装から着替える人が多いです。特に、卒業式当日の夜に謝恩会に出席する予定がある場合は、謝恩会用のドレスなどに着替えることになるでしょう。
一旦自宅へ帰るのか、着付けをした美容室で着替えをすることが可能なのか、もしくは謝恩会の会場に更衣室があるのか、といったことを確認して段取りを組んでおく必要があります。

【謝恩会】
お世話になった先生方への感謝の気持ちを込めて開催する謝恩会。ホテルの宴会場や広いレストラン、大学のホールなどで行われることが多いです。厳かな式典からは打って変わり、賑やかかつ華やかな雰囲気の中、先生や友達と楽しい時間を過ごせるでしょう。謝恩会終了後は、二次会があることも。

もし当日写真撮影をする場合は、ヘアメイク、着付け後の時間になります。後のスケジュールの関係上、全体的に慌ただしくなってしまうことも考えられます。当日の時間に余裕を持たせるためにも、前撮りがオススメです。

袴が着崩れしないためのコツ

卒業式当日のポイント

普段は着慣れない袴をはいての動作は、着崩れしてしまわないかが心配。着崩れしやすい場面と、気をつけるポイントを紹介します。

【椅子に座るとき】
卒業式では、立ったり座ったりすることが多くあり、シワや着崩れの原因に。袴の両脇から後ろ側に手を入れ、袴を少し持ち上げながら座りましょう。椅子には浅めに腰かけ、姿勢を整えておくことが着崩れしないコツです。

【階段の昇り降り】
袴は裾が長いので、階段を昇り降りする際に裾を踏んでしまわないよう注意が必要です。袴の両サイドに手を入れ、昇る時には前側、降りる時には後ろ側の袴を少し浮かせるように持ち上げて、裾が地面につかないようにしましょう。体を少し斜めに傾けると進みやすいです。

【車の乗り降り】
美容室から会場への移動で、車の乗り降りをすることがあります。乗るときは、足をそろえてお尻から座席に座り、両方の袖を膝の上にまとめて身体を回転させ、足を車内に入れます。降りるときには、その逆の動作をします。

【トイレ】
袴をはいたままトイレに行くのは、洋服とは勝手が異なり戸惑うことがあるかもしれません。
まず、両袖を袴と帯の間にはさみこみ、落ちないようにしておきましょう。袴を外側から一番内側の肌着まで順にたくし上げ、まとめて持ち上げて落ちてこないようにします。終わったら、シワなどができていないかチェックも入念に。

せっかくキレイに着付けてもらった袴が着崩れしてしまわないよう、一つ一つの所作を丁寧に行うことを意識して過ごすことが大切です。

失敗しない卒業式の準備

卒業式当日のポイント

卒業式の日を、トラブルなく楽しく過ごすために、できることはしておきたいですよね。卒業式のための「やることリスト」「持ち物リスト」を作っておくことをおすすめします。

「やることリスト」には、半年前まで、一週間前、前日、当日など時期に分けてやるべきことを細かく書いておくといいでしょう。

「持ち物リスト」には、当日持ち歩くもののほか、美容室に預けるものや着替えたら必要になるものなども書いておきます。

早めに用意しておけることは早い段階で準備し、当日ゆとりを持って穏やかな気持ちで過ごせるようにしておきたいですね。

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