卒業記念の撮影はどんな格好で?
学生生活の最後を彩る「卒業」。そんな特別な日を記念撮影という形に残すなら、どんな格好をしようか悩むものです。思い出に残る写真にするために大切な衣装選びのポイントをまとめました。
自分のお気に入りの洋服や思い出の小物と
スタジオでの卒業記念写真は、自分の好きな服装で撮影することができます。きれいめのワンピースやスーツなどのフォーマルな服装だけでなく、お気に入りの服や思い出のつまった物を身につけた姿を写真に残しておくこともおすすめです。
たとえば、学生生活で打ち込んだ習い事や部活で、大切にしていた楽器やボールを持って撮ることで、楽しかった思い出も一緒に残せます。
好きな服や大切なものと一緒に撮る写真は、生き生きとした表情になったり、自然とリラックスした雰囲気になったりと、あなたの良さを引き出してくれるでしょう。
制服姿を記念に残そう
中学校や高校では指定の制服がある学校が多く、3年間過ごしてきた中で、楽しかった時も悔しい思いをした時も共に過ごしてきた制服にはたくさんの思い出がつまっていることでしょう。もしかしたら、制服が気に入ってこの学校へ進学を決めた、という方もいるかもしれません。
入学式の時には少し袖丈が長かったり、「着られている感」があったのに、いつの間にかしっくり馴染むほどに成長した姿を見て、感慨深いご両親も多いはずです。
そんなご両親の目線から見ても、お子様が制服を着ている期間は過ぎてしまえば意外と短く貴重なもの。ご家族みんなそろっての撮影や、同じ制服を着た仲良しの友達との撮影も、良い記念になりますよ。
袴で撮影が人気
大学や短大、専門学校での卒業シーンでは、やっぱり袴が大人気!レトロな女学生風の雰囲気が素敵ですよね。女性が良い教育を受けられるようになった時代に、制服代わりに袴を着用していたという歴史があるため、上品で知的なイメージになります。
昔から卒業式定番の衣装なので、お母様が着た袴をお持ちの方は、そのままお母様と同じ袴を着て記念撮影をすれば、とても特別な思い出になるでしょう。
また、髪型は和装ならではのオールアップだけでなく、ハーフアップやサイドダウンスタイルなどに挑戦できるのも袴コーデの魅力の一つ。足元は草履にするかブーツにするかという点もイメージしておくといいでしょう。
最近は小学校の卒業記念に袴を希望される方も増えています。卒業式当日は、華美になることや歩きにくさを考慮して袴の着用を控える方や学校の許可が出ないケースもありますが、フォトスタジオの前撮りなら希望が叶うのが嬉しいですね。
おすすめポーズ(袴)
<やさしく指を組んで>
おすすめは、上半身の近くで、軽く両手の指を組むようなポーズ。清楚で奥ゆかしい印象が和装にぴったり。自然と袖が持ち上がり、色や柄がよく見えると同時に、若々しさも表現できます。
<卒業証書と一緒に>
卒業証書の入った筒やホルダーを手にもって撮影すれば、「卒業生」らしさがしっかり伝わってよい記念に。まだ実物が手元にない前撮りの場合でも、スタジオに撮影小物として用意してくれている場合もあるので、確認してみましょう。
<巾着を持って>
和装小物の定番、巾着を手に持つのも人気。少し高い位置で持ち上げれば元気いっぱい、両手で持って下げればおしとやか、背中側で持てば見返り美人風と、様々なアレンジができます。上手に使って、色々なイメージの写真ができあがるといいですね。
大切な仲間に出会えた日や、将来の夢を見つけられた日。かけがえのない毎日が積み重なり、たくさんの思い出と共に迎える卒業のとき。次のステップに進むためのスタートラインに立ち、希望に満ち溢れていることでしょう。
ぜひ晴れやかな衣装で大切な思い出を残してくださいね。