お宮参りの服装
2019.5.21 本記事は公開日時点の内容に基づきます
お宮参りは赤ちゃんにとっても、パパやママにとっても人生の節目を祝う大切な行事です。
今回は、記念に残る日『お宮参り』にふさわしい服装についてご説明いたします。
赤ちゃんの服装
赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の『内着』に紋付きの『祝い着』を羽織る和装スタイルです。
まず肌着を付け、その上に『内着』を着せます。
内着の白羽二重とは、純白の絹生地で作られた軽くて柔らかい光沢のある着物のこと。
最近は内着の代わりに、動きやすいベビードレスやカバーオールを選ぶことが多いようです。
一番上に羽織る『祝い着』は、男の子の場合は、鷹や兜や鶴などの勇ましい絵柄の熨斗目模様が好まれ、女の子の場合は、花や蝶や御所車などの華やかな絵柄の友禅模様が人気です。
祝い着は内着を着た赤ちゃんを抱っこし、その上から羽織らせ、抱っこしている人の背中で紐を結んで着せます。
最後に、小物としてフード(帽子)とスタイ(よだれかけ)を付けましょう。
フードは紫外線など外部の刺激から赤ちゃんを守り、スタイは祝い着の汚れ防止に役立ちます。
洋装の場合は、ベビードレスにケープやおくるみを羽織るのが一般的です。
ベビードレスと言っても、お出かけに使えるようなベビードレスから、刺繍やレースが施された豪華なセレモニードレス、男の子にピッタリなタキシードタイプなど、さまざまなデザインがあります。
和装・洋装いずれにぜよ、当日の気温や天候に合わせて、服装を選ぶことが大切です。
夏場は吸湿性のある素材で風通しのよい衣装を選び、冬場は下着を重ね着させるなど防寒対策をして、赤ちゃんが快適に過ごせるよう工夫してあげましょう。
また、赤ちゃんは授乳後の吐き戻しなどで衣装を汚すこともあるため、着替えを準備しておくと安心です。
パパママの服装(洋装バージョン)
パパのお宮参りの服装は、礼服用のブラックのフォーマルスーツ、あるいは落ち着いたダークカラーのビジネススーツが最適です。
ワイシャツやネクタイ、靴などを選ぶ時は、カジュアルになりすぎないように注意しましょう。
ママの場合は、赤ちゃんのお世話がしやすく、授乳にも適したデザインのスーツ・ワンピースがオススメです。
パパ同様、基本的にはダークカラーを選び、派手なデザインは避けフォーマルな印象にまとめましょう。
また、赤ちゃんを抱っこすることが多いため、安定して歩きやすい靴を選びましょう。
パパ・ママの洋装のポイントは、赤ちゃんが引き立つデザインを選ぶこと。
そして夫婦で服装のバランスを揃えることが大切です。
パパママの服装(和装バージョン)
せっかくの機会なので、家族揃って和装にしたい方も多いはず。
和装を選ぶ場合は、パパの着物は一つ紋、あるいは三つ紋入りの羽織りに着物&袴、ママは黒留袖・色留袖のほか、訪問着・色無地・付け下げが一般的です。
主役は赤ちゃんということを忘れず、全体的なバランスを意識して、目立ちすぎない控えめな色柄を選びましょう。
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