お宮参りの着物はどこで準備する?
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を祈る大切な行事。赤ちゃんがお詣りのときに着る「祝い着」について、準備の仕方やポイントをご紹介いたします。
赤ちゃんが着る「祝い着」って何?
祝い着とは、お宮参りで着る赤ちゃんの晴れ着のことで、赤ちゃんに白羽二重の内着を着せた後、上から羽織る着物のことを言います。産着や初着、あるいは掛け着とも呼ばれるものです。
最近は、白羽二重の内着の代わりに、ベビードレスやロンパースなど赤ちゃんが着慣れた服を着せるご家庭も増えています。
着物の柄にはおめでたく縁起の良いものが選ばれ、男の子の場合は凛々しくて風格のある兜・鷹・龍など、女の子には御所車・毬・蝶といった華やかで気品のある柄が人気です。
また、男の子の祝い着には、通常5カ所(背中・両胸・両袖)に家紋を入れますが、女の子の着物には家紋を付けることは少なく、付ける場合も背中の1カ所になるデザインが多いようです。
自分たちで用意する場合
祝い着を購入するメリットには、レンタルを利用する場合に比べ着物の選択肢が広いこと、七五三の着物として、あるいはご兄弟・ご姉妹で再利用できるといったことが挙げられます。
お宮参りには祝い着のほか、フードやよだれかけ、お守りなども準備する必要があるので、忘れないようにそろえましょう。祝い着とセットになったものや小物だけのセットなど、便利な商品も販売されていますよ。
また、ご兄弟・ご姉妹が着た着物を利用する場合は、あらかじめ汚れやシミがないか確認しておきましょう。状態によっては汚れやシミを落とすために日にちがかかるため、余裕をもって用意しておくことが大切です。丸洗いやシミ抜きの場合、早い場合でも1週間、通常なら1カ月~40日程度かかります。
レンタルする場合
祝い着のレンタルは、着物レンタル店や写真館などでレンタルでき、時期によってさまざまなキャンペーンが実施されます。費用を抑えたい、着物を保管する場所がない、クリー二ングの手間を省きたい人におすすめです。
祝い着・小物すべてがレンタルできるので、準備に時間がかからず便利。写真館でのレンタルなら、撮影料金がお得になったり、お出かけ用の祝い着レンタルが無料になったりと、お得に活用できますよ。
着用後はクリーニングの心配もなく、そのまま返却できるところがほとんどです。レンタル料金にクリーニング代金があらかじめ含まれているところが多く、レンタルとは別に、汚れ・破損・紛失などに対する安心保障制度を設けているところもあります。
一方で、お宮参りは赤ちゃんやママの体調により、キャンセルになってしまうことも想定されます。多くの場合、キャンセル料が発生するので、万が一のために詳細を確認しておくと安心ですね。
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