安産祈願を行う戌の日とは?いつ来るのかどうやって確認する?

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妊娠中の安産祈願と深い関わりを持つ日として、「戌の日(いぬのひ)」という言葉を耳にしたり、安産祈願について気になったりしている人もいるのではないでしょうか。
「戌の日っていつ?」「何のためにするの?」「何を準備したらいいの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。
この記事では、戌の日の意味や由来などをわかりやすく解説します。

戌の日の意味や由来

戌の日とは、十二支の戌にあたる日のことで、12日に一度巡ってくる日を指します。十二支と聞くと年のイメージが強いですが、実は日にも割り当てられています。子年、丑年、辰年……と同じように子の日、丑の日、辰の日……と巡り、戌の順番が回ってくる日が戌の日です。

戌の日には、古くから「安産祈願をすると良い」という言い伝えや風習があります。犬は、一度に複数の子犬を産むことが多く、また、短い時間で次々に産む様子から、安産の象徴と考えられているのです。

さらに、戌の日に合わせて安産を願う帯祝いを行う風習は、妊娠期の安定を願うだけでなく、周囲の人々が妊婦さんを祝福して支えていく場でもありました。このような伝統が受け継がれ、今も戌の日には安産祈願を行う習慣が続いているのです。

戌の日の安産祈願はいつ行えば良い?

戌の日の安産祈願は、無理なくお参りできる日を選んで、妊婦さんだけでなく、赤ちゃんにも負担をかけないようにしましょう。
祈願の目的は、母子の健康と無事な出産であることから、焦りやストレスを減らす工夫が大切です。

●安産祈願に行くタイミング

安産祈願に行くタイミングは、妊娠5カ月目に入って迎える最初の戌の日が一般的です。妊娠5カ月目以降は、安定期に入って体調が落ち着いてくる人も多いためです。

ただし、日付にはこだわりすぎず、妊婦さんの体調を最優先に考えて安産祈願をしましょう。妊娠5カ月目に入っても体調が不安定なときは、無理をしないことが大切です。

●戌の日に安産祈願に行けない場合

戌の日に安産祈願に行けない場合は、無理をしてまで戌の日に合わせるよりも、家族が揃い、安心してお参りできる日を選ぶことが大切です。

また、天候の乱れによってスケジュールが崩れることも考えられます。そのため、時間に余裕を持ち、日にちにこだわらず安産祈願を行うのが望ましいでしょう。

●戌の日以外に安産祈願に行くタイミング

戌の日の次に選ばれるのが多いのは、大安の日です。大安は、「何事にも吉」とされる縁起の良い日だからです。大安は、カレンダーやインターネット検索などで調べることができます。

戌の日を確認するには?

戌の日は、大安の日のようにカレンダーアプリやインターネット検索などを使って確認できます。カレンダーアプリによっては戌の日がわかる機能が搭載されているため、忘れがちな人や前もって計画を立てたい人には便利です安産祈願の計画を立てるときには、妊娠周期や家族の都合を同時に確認しておくのがおすすめです。産休や育休などの予定とも照らし合わせやすくなるからです。

この記事では、2025年と2026年の戌の日を一覧にまとめました。安産祈願を予定している人は参考にしてください。

●2025年の戌の日一覧

2025年の戌の日は一年を通して31日前後あり、毎月2、3回ほど巡ってきます。
また、祝日と戌の日が重なる日には、より多くの人が参拝を予定している可能性があります。あまり混雑を好まない場合は、平日に行くことをおすすめします。

【2025年 戌の日カレンダー】
※赤文字は大安の戌の日

1月 5日(日),17日(金),29日(水)
2月 10日(月),22日(土)
3月 6日(木),18日(火),30日(日)
4月 11日(金),23日(水)
5月 5日(月),17日(土),29日(木)
6月 10日(火),22日(日)
7月 4日(金),16日(水),28日(月)
8月 9日(土),21日(木)
9月 2日(火),14日(日),26日(金)
10月 8日(水),20日(月)
11月 1日(土),13日(木),25日(火)
12月 7日(日),19日(金),31日(水)

●2026年の戌の日一覧

2026年の戌の日は以下の通りです。

【2026年 戌の日カレンダー】

1月 12日(月),24日(土)
2月 5日(木),17日(火)
3月 1日(日),13日(金),25日(水)
4月 6日(月),18日(土),30日(木)
5月 12日(火),24日(日)
6月 5日(金),17日(水),29日(月)
7月 11日(土),23日(木)
8月 4日(火),16日(日),28日(金)
9月 9日(水),21日(月)
10月 3日(土),15日(木),27日(火)
11月 8日(日),20日(金)
12月 2日(水),14日(月),26日(土)
  

安産祈願の準備と当日の服装・持ち物

神社やお寺で安産祈願を行う際は、事前に受付方法や初穂料の相場を把握しておくと当日スムーズにお参りできます。

また、神社やお寺によっては予約が必要となる場合があるため、必ず確認しましょう。心穏やかに祈りのひとときを過ごすためにも、事前準備をしっかり行うことが大切です。

●安産祈願で準備するもの

安産祈願で用意するものは「初穂料」と「腹帯」の二つです。

・初穂料

初穂料は、神様や仏様に捧げる感謝の気持ちを表すもので、一般的な相場は5,000円から10,000円ほどです。参拝予定の神社のWebサイトなどで事前に確認しておくと安心でしょう。

・腹帯

安産祈願は「帯祝い」とも言われており、ご祈祷を受けた後に腹帯を妊婦さんのお腹に巻きつけます。腹帯は、安産祈願の願いを込めているだけでなく、妊婦さんの身体や赤ちゃんを守る役割もあるのです。
腹帯には、昔ながらのさらしタイプやガードルタイプなど、さまざまな形があります。締め付け感や通気性、妊婦さんの体型などを考慮して選ぶと良いでしょう。

また、早めに腹帯を準備しておくと、当日焦らずに済むだけでなく、長時間使用したときの着け心地も前もって確認できます。特にさらしタイプは着用するのに少しコツが必要なので、事前に練習しておくと安心です。何より、正しい付け方をすることでお腹をサポートし、腰痛などの負担を減らせる効果が見込めます。
神社によっては事前予約が必要だったり、事前に腹帯を購入する必要があったりします。予約のタイミングや受付時間を確認して、充分に準備をしておきましょう。

●安産祈願の当日の服装と持ち物

安産祈願当日は、長時間の移動やお参りで妊婦さんの身体に負担がかかることがあります。靴はなるべく歩きやすいフラットなものを選び、身体を締め付けないリラックスできる服装がおすすめです。

持ち物は、母子手帳をはじめ、もしもの際の体調不良に備えた飲み物などを用意しておくと安心です。また、神社によっては御朱印帳を持参すると良い記念になるかもしれません。神社では傘の貸し出しがない場合も多いため、雨に備えて雨具なども準備しておきましょう。

腹帯や初穂料を入れるのし袋などは忘れないように注意し、受付をスムーズに済ませられるようにまとめておくと良いでしょう。事前に必要なものを確認しておけば、当日バタバタせずにお参りできます。

事前に戌の日の準備をして安産祈願をしよう

戌の日は犬の多産・安産にあやかって、昔から妊婦さんを祝福し、応援する風習として大切にされてきました。
近年では、あえて戌の日にこだわらず、大安などの別の吉日に安産祈願を行う人も増えてきました。大切なのは、母子が健康で気持ち良く過ごせるような計画を立てることです。

戌の日の行事をただの儀式ではなく、赤ちゃんが生まれるまでの道のりを支え合う機会として捉えると、より意味のある体験となるでしょう。家族や友人とともに母子の健康を願い、残りの妊娠期間を前向きに過ごすきっかけにしてみてください。

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