振袖をきれいに着こなそう!着付けと振る舞いのポイント

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

待ちに待った成人式!カタログや展示会などで選んだ振袖を着るのが楽しみだけど、苦しくなったり着崩れないか不安な方も多いですよね。振袖をきれいに着こなすためには、着付けと所作が大切です。ちょっとしたコツで振袖姿は美しくなりますので、着付けや立ち振る舞いのポイントをご紹介します。

     

着付けのときのコツ

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

振袖の着付けは窮屈で苦しいと思っている方がいらっしゃいます。実際にはウエストの「腰ひも」をしっかり締めていれば、裾が下がる心配はなくなります。着付けの際に苦しいと感じたら、無理をせず遠慮なくスタッフに伝えましょう。

     

また、着崩れを防ぐためには着付けの姿勢も大事です。次のポイントに気をつけましょう。

     

・背筋をまっすぐにして姿勢を正す
・足元はハの字に開いてしっかり立つ
・顔はまっすぐ正面を向く

     

紐を締める際などに引っ張られてよろけそうになることもありますが、しっかり踏ん張って立ちましょう。

     

着崩れない振る舞いのポイント

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

着付けたときの状態を保つためには、立ち振る舞いにも注意が必要です。振袖姿を美しく見せるポイントをご紹介します。

     

1.歩くとき

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

歩幅は小さく少し内股で歩き、裾から足首が見えないように気をつけましょう。大股で歩くとがさつな印象になるだけでなく、着崩れしやすくなります。

     

2.座るとき

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

成人式では座っている時間が長くなります。疲れると背もたれに寄りかかりたくなりますが、振袖のときは背筋をまっすぐにして、浅めに椅子に腰かけましょう。座るときは引きずらないように、左右の袖を前で重ねて右手で押さえるのがポイント。左手は膝の後ろに添えて、裾を踏まないようにサポートします。

     

3.手の振り方

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

成人式の会場で友人に会ったとき、嬉しくて手を思いきり振りたくなりますね。しかし、振袖美人は袖から腕が露出しないように、脇を引き締めて肘の上だけで手を振ります。

     

4.車に乗るとき

     

振袖をきれいに着こなそう!

     

振袖での車の乗り込み方は、洋服のときとはまったく違うので注意が必要です。次の手順で乗り込みましょう。

     

1.両袖を前で重ね、車の座席に横向きで腰を下ろす
2.両足を揃えて、お尻を回転させる
3.足を車内に入れて、背もたれを使わず浅く座る

     

普段通りに乗り込むと、裾がはだけて足元が丸見えになってしまうので気をつけましょう。

     

振袖を着ているときはいつでも背筋をすっと伸ばして、小股で歩くのが基本。立ち振る舞いに少し気を配ると、着崩れも防げて美しい振袖姿を保てます。着付けの前に着付けと振る舞いのポイントをぜひ押さえておきましょう。

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