写真だけの成人式でも良い？撮影方法とおすすめタイミング

●自分らしいスタイルを自由に表現できる

「写真だけの成人式」では、衣装や髪型、メイク、撮影場所などを自分の好みに合わせて決めることができます。例えば、伝統的な振袖や袴を選ぶのはもちろん、シンプルなドレススタイルや和モダンな装いなど、自分の個性を反映したコーディネートも可能です。

また、小物や背景に趣味の要素を取り入れたり、これまでの思い出や将来の夢のようなテーマを設けたりすることで、まさに「自分だけの成人式」を演出できます。例えば、学生時代に打ち込んだ部活動のユニフォームや楽器、大切なペット、趣味のカメラや愛読書など、あなたの「好き」が詰まったものと一緒に写真を撮るのも素敵です。

●時間や場所の制限を受けずにゆったり準備できる

式典は日時や場所が決まっており、式の直前は移動や準備で慌ただしくなりがちです。地元を離れている人にとっては、成人式のために帰省することが負担になるかもしれません。

一方で、写真撮影だけなら、都合の良い日程を自分で選べるため、ゆとりを持って計画を立てることができます。

撮影場所も、近所のスタジオやお気に入りの公園など自由に設定できるので、地元を離れて暮らしている人も式典のために帰省する必要がありません。

●人前での緊張やストレスを感じにくい

多くの人が集まる成人式では、式典の雰囲気にのまれてしまったり、写真撮影に緊張してしまったりするという声も少なくありません。

写真だけの成人式であれば、慣れた空間や穏やかな環境の中で落ち着いて撮影に臨むことができ、自分らしい自然な表情を残せます。

時間をかけてじっくり撮影ができるので、写真が苦手な人でもリラックスして臨みやすいのがポイントです。

●フォトスタジオを利用する

一般的な方法が、フォトスタジオでの撮影です。多くのスタジオでは、プロのカメラマンによる撮影だけでなく、衣装レンタル・着付け・ヘアメイクまでがセットになったプランを用意しています。そのため、準備に不安がある人でも安心して利用できます。

スタジオ撮影なら、天候や気温に左右されず、快適な環境で撮影を進められるのも大きなメリットです。照明や背景も整っているため、美しい一枚に仕上がります。

また、フォトスタジオでの撮影は家族の記念撮影を兼ねることも多いです。例えば、祖父母と一緒に撮ったり、両親と並んで成人の節目を祝ったりと、大切な人たちとの思い出を写真に残せます。

スタジオによっては、「式典には出ない方向け」や「後撮り専用」のプランなどを用意しているところもあるので、チェックしてみましょう。

●出張撮影サービスを利用する

プロのカメラマンによる出張撮影を利用すれば、希望する場所（公園、街並み、思い出の場所、自宅など）での撮影ができます。スタジオでは味わえないロケーションの魅力を活かした写真が残せます。より自由で自然な雰囲気の写真を残したい人におすすめです。

例えば、桜や紅葉など季節感のある風景と一緒に撮影すれば、その時季ならではの一枚になります。地元の風景や自宅の庭など「自分らしさ」を感じられる場所での撮影も人気です。

ただし、プランによっては衣装やヘアメイクを自分で手配しなければならない場合もあるため、準備の際は少し注意が必要です。とはいえ近ごろは、着付け師やヘアメイクスタッフを一緒に手配できるオプションを用意しているサービスも増えています。利用する際は、どこまでがプランに含まれているか、事前にしっかり確認しましょう。

●【2月～4月】落ち着いて撮影できる「後撮り」

成人式が終わった後の2月～4月は、成人式の前撮りが集中する時期に比べると、振袖撮影の予約が取りやすい時期です。式当日に使われた人気の振袖もスタジオに戻ってくるため、衣装も豊富な選択肢から選べます。3月～4月は気候も穏やかになり、桜や新緑と一緒に撮影するロケーションフォトもおすすめです。

ただし、卒業式・入学式シーズンと重なっているため、スタジオ全体は繁忙期となります。特に土日祝日は混雑が予想されるため、早めの予約が安心です。

●【5月～6月】お得な場合も多い「春～初夏の穴場」

成人式や卒業式シーズンも落ち着いたこの時期は、スタジオの予約が比較的取りやすく、費用もオフシーズン価格で設定されていることがあります。天気も安定しており、日差しも強すぎず、屋外撮影にも向いている時期です。

日焼け前の肌で撮影できるのも、この時期ならではのメリットです。夏になると汗や紫外線が気になるという人にもおすすめです。

また、5月のゴールデンウィークは家族の都合もつきやすいため、家族と記念写真を撮りたい人にとっても適したタイミングと言えます。

●【8月】家族が集まりやすいお盆の時期

普段は家族と離れて暮らしているけれど、新成人の記念撮影と一緒に家族写真も撮りたい人は、先述した5月のゴールデンウィークに加えて、お盆の時期が絶好のタイミングです。

8月のお盆は、振袖撮影の需要が少ないため、キャンペーン価格が適用されることもあります。ただし、夏の屋外撮影は暑さで体調を崩したり、汗でメイクが崩れたりしやすいです。涼しく快適なスタジオでの撮影がおすすめですが、もし屋外を希望する場合は、早朝など比較的涼しい時間帯を狙うと良いでしょう。