七五三お参りのマナー

七五三お参りのマナー

七五三の季節が近づくと、気になるのはお参りのマナーのこと。お子さんの大事な儀式なので家族みんな楽しみにしているものの、「着慣れない服装で、お参りのときに子どもの機嫌が悪くなったらどうしよう」と、気になるパパ・ママも多いでしょう。そこで、七五三のお参りのマナーについて解説します。

お参りに向けての準備

七五三お参りのマナー

七五三のお参りは11月の土曜日・日曜日に行うのが一般的。この時期はどこの神社も混み合うため、当日に向けた準備を9月中には始めておくのがおすすめです。

準備のなかで最初に行うことは、七五三の日程決め。七五三のお参り当日にすることは、次の3つです。
・神社での参拝や祈祷
・記念写真の撮影
・お食事会

神社での参拝だけを行うのか、それとも3つをすべて1日で終わらせるのかによって、スケジュールは異なります。また、祖父母を呼ぶ場合にはさらに日程調整が必要です。家族や祖父母も含めて、スケジュールを確認しておきましょう。

七五三の日程が決まったら、それぞれ予約をしていきます。
・神社の祈祷の予約
・写真スタジオへの撮影予約
・お食事会の予約

3つのスケジュールを1日で済ませる場合には、かなり慌ただしくなる可能性があります。時間の余裕を持たせて予約しましょう。

服装のマナー

七五三お参りのマナー

七五三のお参りの服装といえば、着物を思い浮かべる方が多いでしょう。

女の子の場合、3歳のお参りでは晴れ着に被布(ひふ)を羽織った服装が一般的。7歳になると、大人と同じように帯を締めて振袖を着ます。男の子は、羽織袴姿が定番です。

神社でのお参りのときにカジュアルすぎる服装はNGですが、必ず着物を着なければならないというわけではありません。とくに3歳のお子さんは、着慣れない着物で参拝するのが負担になる可能性もあります。お参りの際はスーツやワンピースを着て、記念写真の撮影時は着物を着るという方も多くいらっしゃいます。

ご祈祷のマナー

七五三お参りのマナー

神社でのご祈祷は、パパ・ママも慣れていないというケースが多いはず。ご祈祷を希望する際は、事前に電話で予約を入れておきましょう。お参り当日は次の通りの流れになります。

1.神社に到着したら、社務所でご祈祷の受付をする
2.ご祈祷の受付時に、初穂料を渡す
3.準備ができるまで、境内で待つ
4.呼ばれたら本殿に入り、ご祈祷を受ける
5.ご祈祷中は神主さんの指示に従う

神社に到着後にご祈祷の受付をしたら、あとは指示に従って動けば大丈夫です。ご祈祷が混み合う時期には、数組の家族が一緒にご祈祷を受けることもあります。神主さんは七五三のお子さんに慣れているので、安心してご祈祷に臨みましょう。

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