七五三のご祈祷の流れやマナーは?ご祈祷の基本を解説!
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子供の成長をお祝いする七五三には、神社やお寺にお参りし、ご祈祷を受けるのが伝統です。しかし、近年はご祈祷をせずにお参りだけ行うというご家庭も増えています。「お参りだけでも良いの?」「お参りやご祈祷の準備は何をすれば良いの?」といった疑問を持つパパやママも多いですよね。
今回はお参りに適した服装やご祈祷の予約・初穂料についてなど、お参りやご祈祷の基本的な流れやマナーを解説します。お参りのみの場合もご祈祷をする場合も、しっかり準備をして七五三のお祝いを迎えましょう。
七五三のお祝いはお参りのみ?ご祈祷もする?
七五三のお祝いは、神社やお寺を参拝しご祈祷を受けるのが一般的です。お参りはお子さまの健康や成長を神様に感謝するためのもの、ご祈祷はこれからも無事に育つようにと特別な祈りを捧げる儀式です。しかし、近年はご祈祷を受けずにお参りのみを行うご家庭も増えています。七五三に必ずご祈祷を受けなければいけないというルールはありませんので、ご家庭の都合に合わせて予定を組みましょう。
●七五三のお祝いはお参りのみでも良い!
ご祈祷を受けずにお参りのみでもマナー違反にはなりません!希望の日にご祈祷の予約が取れなかった、家族の予定が合わずご祈祷を受ける時間がない、お子さまがご祈祷の間じっとしていられるか不安、、、など、ご祈祷の有無はご家庭の都合で自由に決めて問題ないでしょう。
●七五三のご祈祷を受けるメリット
- 伝統文化を感じられる
- 日常生活で日本の伝統文化に身近に触れることのできる機会は、そう多くは無いでしょう。お参りだけでは入れない社殿に上がり祈念していただく体験は、お子さまだけでなくご家族にとっても貴重な体験となります。
- 特別な祈りを受けることができる
- お参りのみでもお賽銭を入れ拝礼を行いますが、ご祈祷は特別な祈願や厄除けなど、人生の節目に行う大切な儀式です。神様のご加護をより受けられますようにという特別な祈りが込められてます。
- 記念品を受け取れる場合も
- 七五三でご祈祷を受けると、授与品を受け取れる場合があります。七五三の授与品は、お守りや絵馬、千歳飴などが一般的です。千歳飴は七五三ならではの品で「元気に長生きできますように」という意味が込められています。
七五三のご祈祷の流れと必要な準備
神社やお寺で七五三のご祈祷を受ける場合には、事前準備が必要なことがあります。ご祈祷の予約や初穂料の準備などの注意点やマナーについて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
●七五三のご祈祷に必要な準備
- 参拝場所を決めよう
- 七五三のお参りは神社またはお寺どちらでも問題ありませんが、一般的には神社に参拝するご家庭が多いでしょう。自宅や着付けをする場所から近い場所や、思い入れのある場所、七五三のお参りで有名な場所など、お好きな神社やお寺を選びましょう。着付け場所から神社までの時間や移動手段も確認しておくと安心です。また、有名な神社はたくさんの参拝客で混雑が予想されます。当日のスケジュールなども考えお参りしやすい場所を選ぶと良いですね。
- ご祈祷の予約をしよう
- 一般的に七五三のお祝いは11月15日とされていますが、近年では11月15日にこだわらずご家族の都合に合わせてお参りされるご家庭も多くいらっしゃいます。神社やお寺によって、事前に予約が必要な場合と当日受付順にご祈祷をする場合があります。人気の場所では数ヶ月前に予約が埋まってしまうこともあるため、希望する日時にご祈祷の予約が取れなかったということがないよう、早めに予約の有無や手順について神社に確認をしておきましょう。
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https://laquan.com/753/topics/oyakudachi89.html - 初穂料を準備しよう
- 「初穂料(はつほりょう)」とは、七五三のお参りをする神社にお渡しするご祈祷料のことです。神社によっては、金額が設定されているところもありますが、設定されていない場合は、5,000円~10,000円が一般的な相場です。お参りをする神社のホームページや、実際に問い合わせてみて、事前に確認しておきましょう。
初穂料を神社に納める際は、のし袋に包むことが一般的なマナーです。さらに、「ふくさ」と呼ばれる布に包んで持ち歩くとより丁寧です。のし袋を傷めず、きれいな形を保った状態で、相手に渡すことができます。 - 初穂料ののし袋の書き方
- ・上段に初穂料、下段にご祈祷を受けるお子さまの名前をフルネームで書く
・中袋があるものは中袋の表に金額(金伍仟円・金壱萬円など)、裏に郵便番号・住所・名前を書く
・中袋がないものはのし袋の裏の左下に金額と郵便番号・住所を書く
・黒の毛筆や筆ペンで書く
金額を書く際は、数字の大字を使用するのが望ましいですが、漢数字で記入して問題ありません。 - 関連トピックス
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●ご祈祷当日の流れ
- 受付・申し込み
- まず神社の社務所、お寺の事務所などで受付や申し込みを行います。持参した初穂料は受付の際に納めます。
- 待合スペースで順番を待つ
- ご祈祷の順番が来るまで待合室で待機しましょう。
- 拝殿に移動する
- 順番が来たら、案内に従い拝殿に入ります。
- ご祈祷を受ける
- ご祈祷は一般的に以下の流れで行われます。
1.修祓(しゅばつ)
2.祝詞(のりと)
3.御神楽(おかぐら)や鈴の祓
4.玉串拝礼(たまぐしはいれい)
5.斎主挨拶 - 授与品を受け取る
- ご祈祷が終わると授与品が渡されます。中身は神社によって異なりますが、一般的にお守りや絵馬、破魔矢、千歳飴などです。授与品には神様の力が宿っていますので、大切に扱いましょう。
七五三で参拝する時のマナー
神社やお寺にはそれぞれ参拝の作法があります。当日神社やお寺についてから、「参拝方法がわからない」と困ってしまったり、マナー違反をすることがないように事前に確認しておきましょう。
●七五三のお参りマナー【神社編】
- 1. 身なりを整え一礼または合掌して境内に入る
- まずはしっかり身なりを整えて、一礼してから鳥居をくぐって境内に入りましょう。参道の真ん中は神様の通る場所とされているため、左右どちらかに寄って歩くのがマナーです。
- 2. 手水をとり心身を清める
-
- ①右手で柄杓を持ち左手を洗う。
- ②持ち替えて右手を洗う。
- ③再度右手に持ち替えて左手に水をそそぎ口をすすぎ、左手を再度洗う。
- ④柄杓の柄を水で清めてから元の位置へ戻す。
- 3. 賽銭箱の前に立ちお賽銭を入れる
- 鈴がついている場合は軽く一礼してから強めに鳴らします。鈴を鳴らすのは神様に自分がきたことを知らせるためとされていますが、鳴らさなくても構いません。お賽銭はそっと丁寧に入れましょう。
- 4. 二礼・二拍手・一礼で拝礼し退く
- 深いお辞儀をしてから、胸の前に手をあげて2回拍手します。心を込めて祈り、手を元に戻し一回深いお辞儀をして退きます。
●七五三のお参りマナー【お寺編】
- 1.正門前で一礼または合掌して境内に入る
- まずはしっかり身なりを整えてから正門の前で一礼または合掌をしてから境内に入ります。敷居がある場合は踏まずにまたぎます。
- 2. 手水をとり心身を清める
-
- ①右手で柄杓を持ち左手を洗う。
- ②持ち替えて右手を洗う。
- ③再度右手に持ち替えて左手に水をそそぎ口をすすぎ、左手を再度洗う。
- ④柄杓の柄を水で清めてから元の位置へ戻す。
- 3. 合掌一礼して賽銭箱にお賽銭を入れる
- 本堂までの道に常香炉がある時は、煙を体にかけて身を清めます。お賽銭はそっと丁寧に入れましょう。
- 4. 両手を合わせて目を閉じ静かに祈る
- お賽銭を入れたあとは、拍手はしないで両手を合わせて目を閉じ、頭を下げて静かに祈りましょう。
七五三のお参りに相応しい服装
子ども達の成長を祝う特別な伝統行事である七五三。どんな服装が適しているの?神社やお寺の参拝に相応しい服装は?と悩む方も多いのではないでしょうか。おこさまの服装だけでなく、パパ、ママ、家族みんなの服装のポイントをご紹介するので、参考に準備しておくと安心です。
●お子さまの服装
参拝時や撮影時の服装に決まりはなく、和装でも洋装でも良いとされています。男の子は袴のほか、お子様用のスーツや、ジャケットとパンツを合わせたスタイルが多く選ばれています。女の子は着物かフォーマルなワンピース、ドレスなどが多い傾向です。3歳の和装では「被布」と呼ばれるベストのようなものを羽織り、7歳の和装では振袖に帯を締めるのが一般的です。
●パパとママの服装
七五三のお参りや撮影をする際、パパはスーツが定番ですが、お子様が和装だった場合に合わせて着物を着る方もいらっしゃいます。ママは和装でも洋装でも、好みで選ぶ方が多い傾向にあります。洋装の場合はワンピースやセレモニースーツ、セットアップスーツなどのスタイルが一般的です。
ただし、ご両親ともに主役であるお子様よりも控えめな服装にすることがマナーであるため注意が必要です。たとえば、お子様が洋装でママが着物を着る場合は、ママのほうが目立ちやすい可能性があります。あくまでもお子様が主役のイベントのため、ご両親の衣装はお子様の衣装を決めてから決めるのがおすすめです。
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七五三はお参りだけじゃもったいない!前撮り・後撮りがおすすめ
七五三のお祝いはお参りのみという方も多いかと思いますが、しっかり思い出を残せる前撮りや後撮りもおすすめ。お参り当日に撮影する場合と、写真館やフォトスタジオで、前撮りや後撮りをするメリットを紹介しますので、参考にして撮影の予定を立ててくださいね。
●お参り当日に撮影するメリット・デメリット
- メリット
- ・スケジュールが1日で済むので家族の予定を合わせやすい。
・神社やお寺で撮影する場合は、七五三のお参りならではの写真が残せる。 - デメリット
- ・お支度、お参り、祈祷と多忙なスケジュールとなるためゆっくり撮影ができない。
・神社やお寺で撮影する場合、天候によっては撮影場所の確保が難しい。
・慣れない着物で動くため着崩れしてしまったり、慣れない雰囲気や疲労でお子さまのご機嫌が悪くなってしまい良い写真が撮れないことも。
●前撮り・後撮りのメリット・デメリット
- メリット
-
・家族のスケジュールを合わせやすく、ゆっくり撮影ができる。
・スタジオ撮影の場合天候に左右されない。
・着物だけでなくドレスやタキシードなどの衣装の用意があるスタジオも。
・お参り用の着物をお得にレンタルできる場合も。
・時期によってお得なキャンペーンを行っている場合が多い。 - デメリット
- ・お参りと撮影2日間の予定を調整する必要がある
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七五三の記念写真はらかんスタジオで
らかんスタジオでは1年を通して七五三撮影を行っているため、ご都合に合わせていつでも撮影が可能です。1組ずつ貸切の個室スタジオだから、家族みんなで楽しくリラックスして撮影ができます。広々としたスタジオは、ご家族や祖父母様、ペットと一緒の家族写真の撮影も可能。ご家族さま用の着物のレンタルやお支度もお任せください。また、お参り用の着物レンタルも行っており、撮影とお参りの予約をらかんスタジオで済ませることが可能です。七五三の撮影やお参りレンタルをご検討中の方は、ぜひ一度試着会やご相談にお気軽にご来店ください。
らかんスタジオ七五三撮影の詳細はこちら
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